DX戦略の成果指標と進捗管理について
アシスト合同会社では、DX戦略の実行状況とその成果を可視化し、継続的な改善に繋げるため、以下のような定量・定性のKPI(成果指標)を設定しています。
これらの指標は、四半期ごとの進捗確認と戦略見直しに活用し、組織としてのデジタル変革を確実に推進するための基盤としています。
■ ① 企業価値創造に関する財務指標
DX関連売上比率:現時点では0%。
今後、クラウド導入支援・業務デジタル化支援・データ活用コンサル等の事業を拡大し、2025年度には売上全体の15%をDX関連事業から創出することを目標としています。
DX関連新規案件数:2025年度目標 10件(初期フェーズ)、2026年度以降は年20件以上の獲得を目指します。
■ ② DX戦略の実施成果に関する指標
顧客満足度(CSスコア):
現在は定量的なスコア測定を行っていませんが、2025年度よりアンケート形式によるCS調査を開始予定です。初年度は平均4.0以上(5段階評価)の達成を目指します。
業務プロセス自動化率(自社業務におけるRPA適用率):2025年度 40%、2026年度 65%を目標。
提案精度向上率(AI支援による受注率の改善):2025年度には前年比+15%を目指します。
■ ③ DX戦略の進捗に関するモニタリング指標
クラウド活用率(業務領域ベース):
freee(会計)、PayPay銀行(出納)、Dropbox Sign(契約管理)、Googleドライブ(文書共有)などを導入済みで、主要業務領域の70%以上にクラウドサービスを導入しています。今後も順次クラウド化を推進していきます。
DX提案制度の実施回数:社内からの業務改善提案を年10件以上提出・共有することを目標としています。
DX研修受講率:全メンバーの85%以上が、クラウド・RPA・データ活用などのeラーニング研修を修了することを目指しています。
■ 成果レビューと改善体制
各指標の進捗状況は四半期ごとに代表社員がレビューし、達成度に応じて戦略や優先順位の見直しを行います。
KPIは社内会議や資料で共有され、必要に応じて外部パートナーとも連携して改善アクションに反映しています。
今後もアシスト合同会社では、「実行→評価→改善」のサイクルを定着させることで、成果に基づいたDXの推進を実現してまいります。